肩こり頭痛専門整体院 の日記
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自分の体の内外の状態を見る・観る・診る
2016.01.07
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以前、私の「朝一の健康ルーティン」を紹介させていただきました。一日の中で自分の体の内外の状態を「観察」することは大変難しい事なので、私が毎朝行っている内容の一部を紹介したわけです。目覚めた直後がその人の健康状態を最も表しているとも思っています。
この「観察」は言葉でいうほど簡単ではありません。曖昧な気持ちでは難しいものがありますし、相当の訓練と集中を必要とします。観察については、日頃からそれなりの説明を行ってきましたが、「観察」という言葉は「観」も「察」も「みる」という意味です。私の場合は、仕事上最も重要な“診る”が加わることになります。他のことは覚えているけど、これだけを忘れたと言う方もいらっしゃるかも知れませんので、改めて、これだけの部分を紹介させて頂きます。
・朝一の健康ルーティン
1)目覚め直後に、気分をチェックします。睡眠が良くとれていて疲労が残っていない時は、快適
なスッキリ感があり、もうこの時点で、今日は何をやってもうまく行くぞという手応えがありま
す。
2)寝たままの姿勢で胃の調子を診ます。甘党の私が前日甘いものを食べた朝には、胃もたれ感
がありシャッキとしない日もあります。
3)次いで鏡に向かって自分で一番気に入っている笑顔をみます。体調が良好な朝には、顔艶が
良くて自分でもびっくりするほどいい顔をしていますが、そうでもない時には細い目が更に細く
なっていて、しょぼい顔しています。
4)一歩一歩階段を下りながら膝・足首などの調子を慎重に点検します。左足首には昔の古傷が
残っており、たまにうづく事があります。
5)水を口の中で温めながらゆっくりと飲みます。この時、綺麗な水が胃壁のしわしわ周りを洗い
流しながら伝わっていき、胃が喜んでいるのが分かります。
ここまでがルーティンです。これは私が十数年前独自に考案した自分のための健康法であり、
1)~5)の順序を長年守り続けています。
私たちの身体の内外の健康状態は日々変化しますからこれを行う事により、身体内外の好不
調時の比較ができること、そして不調の原因を突き止め、更には生活態度を改めたりして予防
につなげる事がメリットと考えていますし、自分をどれだけ客観的にみられるかが大事なことだ
と思っています。
この後はその日の気分によりジョギングであったりウォーキングに出かけたり、帰ってからはス
トレッチ&筋トレを行っています。これに自然的健康法が加わりますから、定期健診や人間ドッ
グなどはもともと必要ないのです。自分の身体の健康管理は自分で行うものと思っています。
私は考えて健康を維持するのが好きなので、これからも考えながらやっていきたいです。私の
主治医はあくまでこの私なのです。