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認知症に関する私の独り言

2016.07.21

介護殺人についてマスコミで取り上げています。子が親を、親が子をそして長年連れ添ったご夫婦間においても深刻な状況となっているのです。
   
 現在、私の所に認知症で悩んでいる2家族がいらっしゃいます。両家族とも奥様の方が認知症で旦那が大変な状況となっており、たいそう悩んでおられます。無断外出する、暴言を吐く・・・、これらの問題行動を昼夜を問わず繰り返すためにその処理のために生活エネルギーの殆どを奪われて、肉体的・精神的に参ってしまい、うちへお見えになりますが、診たところ自律神経系もズタズタになっておられます。このところ暫くお見えになっていらっしゃいませんので、その後更に深刻な状況になっているのではないかと勝手に想像して、心配しているところです。
   
 60歳以上の方ならお分かりいただけるものと思いますが、私たちが子供の頃には認知症の方は皆無に近い状況でしたので、間違いなく現代病と言えるでしょう。私が考えてる原因と予防法は以下の通りで、脳の健康状態をより良い状態にし、活性化を妨げる要因を排除しましょうという考え方です。
  
1、テレビの見過ぎ 
 くだらないテレビ番組ばかりを観ていると思考力・判断力が衰え、脳の活性化を妨げているように思います。夢中になれるような趣味を見つけて、絶えず何か新しい事を考えて行動している状態が良いのかも知れません。
   
2、薬の飲み過ぎ
 頭痛がすると言っては鎮痛剤を持ち歩き。血圧が高いと言われたから降圧剤を飲み、眠れないと言っては睡眠導入剤を飲んでばかりいませんか?
 血管注射の後、それほど時間を置かないで、顔がほてったり、むくんだりした経験はありませんか?これは注射液の成分が全身を巡っているり証拠です。薬についても同様の事が言えましょう。さして必要のない薬を飲んでばかりいると、徐々にではありましょうが、脳がダメージを受け、
 どうにもならない状況となっていくのです。例えて言うならば、脳内の回路がショートしたり断線したりするようになっていくのです。そうなってしまうと正常に回復するのは難しいといわれています。それまでどんなに良い生活をしていても、何もかもが吹き飛んでしまうのです。
   
 一方、俳句や絵手紙をたしなまれている方、物造りを趣味とする方々であったり、農業・漁業といった自然を相手にお暮しの方々などは比較的大丈夫であるような気がしています。四六時中新しい何かを考え、脳が程よい活性化状態にあるように思うからです。
 認知症になってからでは遅すぎます。本人の気持ちは分かりませんが、本人は困っていないと思われます。困るのは家族であり、近隣住民だと思います。やがて地域から孤立し、家庭が崩壊し、考えられないような生活エネルギーが費やされることになるのです。
    
3、現在、社交ダンスが認知症の予防になると注目されるようになっています。ダンスには、色々なステップがあり、それを覚えなければなりませんからそれ自体が脳を刺激し活性化するようです。又、男女で行うものでもあり、異性との、手や体の接触があります。そのため、おしゃれや匂いに気遣うようになります。そうすると心身ともに若返り、認知症の予防効果もあげられています。 しかも、ダンスは全身筋肉を機能させますから知らず知らずに、体各部の筋肉が鍛えられバランス感覚や、持久力が高まります。ですから、心肺機能や心臓の機能も向上するそうです。
   
4、まとめますと、次から次へやる事があって、日々生きがいを持って過ごす事が如何に大切な事であるかが良く分かります。こういった話は、決して他人事ではありません。遅くとも、40歳の定期検診が始まる頃から真剣に考える必要がありましょう。
 

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