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肩こり頭痛専門整体院 の日記

坐骨神経痛について

2012.08.31

◎ 発症のメカニズム
      
背骨は、上から頸椎7コ、胸椎12コそして腰椎5コで構成されており、第5腰椎の下部には逆三角形の形をした仙骨そしてこれに尾骨がぶらさがっています。また、それぞれの椎間板からは、左右に神経が出ており、頸椎椎間板からは両腕へ、胸骨椎間板からは肋間へ そして腰椎椎間板からは下肢へ流れています。
したがって頸椎に“鞭打ち”などにより何らかのダメージがあれば腕の痛み・痺れといった症状になり、胸椎椎間板にダメージがあれば肋間神経痛へ、同様に腰椎椎間板トラブルは下肢の症状(痛み・シビレ)となって表れるのです。また、胸椎椎間板からは、これとは別に自律神経が各内臓へダイレクトに連絡されており直接これらを支配しているのです。 ここで背筋を見てみましょう。この筋肉は肩周りから背骨両側に沿って下方へと流れており、下端は骨盤上部一帯にくっ付いています。筋肉というものは疲労が溜まると委縮するという性質がありますから、この筋肉に疲労が溜まると、胸部~胴部一帯を締め付けるように体の中心部へと委縮します。また縦方向へも委縮し、骨盤を引っぱり上げるように作用します。この場合、臀筋や股関節周りの筋肉も多少は委縮しているのが普通ですから、股関節も同様に詰まったようになっているのです。よく「左右の足の長さが違うと言われた」とは、この事によって生じるのです。
   
さて、腰回りの筋肉に疲労が蓄積しその筋肉の上下方向の委縮が進行した場合、腰椎椎間板の正常な間隔が狭まるように作用します(背筋の全長が短くなり、骨盤を引っ張り上げる)。この場合には、坐骨神経の元が上下の椎骨により圧縮されてしまうのですが、多くの場合、初期の段階では症状としては表れてこないのです。これが徐々に進行し、腰周り~お尻周り~太腿全体までの筋肉が萎縮硬直し、圧迫の程度が限界を超えた段階で、坐骨神経痛特有の症状が表れるのです。逆に言えば、委縮・硬直化した筋肉全体を緩めると腰痛も坐骨神経痛の痛みも消える事になりますす。 なお、腰椎ヘルニアをお持ちの方は、かなりの高確率でこの症状が併発します。
   
◎ 程度の大まかな区分と症状の特徴
   
1 軽度 : 軽度の腰痛に加え、お尻から太腿の後ろ外側にかけて張りやツッパリ感がある。何でも  
  ない所で、こけたりする
2 中度 : 腰痛に加え、お尻から太腿の後ろ外側にかけて強い張りやツッパリ感があり、階段の
  昇降がつらくなる。普通に歩けない。
3 重度 : 腰からお尻の激痛のため熟睡不可となる。コムラ返しが頻発し、足先までしびれる。本
  当に痛いところは何処なのかも解らなくなり、症状が長引いた場合、精神的にも参ってくる。
   
◎ 私の独り言
   
今ここに、坐骨神経痛でお悩みの方が10人いたとします。10人ともゴルフ好きで6週間後に大きなコンペが控えているとします。私は1人で10人を診て、坐骨神経痛の名医とよばれている整形外科医10人は1人で1人を診る事にします。私の診た10人さんは6週間後には、少なくとも8人は何事もなかったようにスイスイとゴルフが出来るでしょう。
整形外科医の多くは、「私には治せません」というところを、間違えて「この症状は治りません」と言ったり、「手術しかありませんと言います」手術後の状態が思わしくない場合に備えて、何か同意書みたいなものにサインを求められるかも知れません。

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