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腰痛は、なぜおきるか?

2011.02.03


 疲労した筋肉は、萎縮するという性質があります。通常であれば一晩休むと筋肉の中に溜まっていた疲労が抜けて 健康な状態に回復するのですが、同一部位を繰り返し使用したり、長期にわたって無理が重なったりすれば、短期間(時間)では疲労の全部を取り除くことは困難になってきます。
つまり、常時筋肉が萎縮しているという状態になるのです。するとこの萎縮によって、神経や血管を圧迫し、徐々にではありますが血行が悪くなります。やがて、疲労の蓄積→筋肉の萎縮→血行不良といった悪循環となり、筋肉、靱帯、腱などはその柔軟性を失い、硬直化へと進むのです。
なお、多少は、加齢による全身筋肉の老化も無視することは出来ないものと考えます。

ここで、背筋を見てみましょう。この筋肉は、肩付近から腰へと流れており、背骨と併せ上半身の動きを受け持っている主要な筋肉です。この筋肉に疲労が溜まると身体の中心部へ向かって、そしてまた上下方向へと萎縮します。(全長が短くなります)この筋肉の下端は骨盤の上部一帯にくっ付いていますから骨盤を引っ張り上げる事になります。よく、「左右の足の長さが違うと言われた」とは、この事によって生じるのです。
筋肉というものは、それほど強い収縮力があることを理解する必要があるのです。

腰椎(1~5)の中で、#4腰椎付近が日常生活で最も負担がかかります。したがって#4腰椎を中心としてその上下の椎間板にトラブルが生じやすく、椎間板間隔が狭くなったり、クッションの役目をする軟骨がせりだしたりしてヘルニアへと進むこともあるのです。個人により生活環境や、あるいは筋肉の質など、それぞれ多少の違いはあるとはいうものの、永年の疲労の蓄積が主たる原因で、筋肉、靭帯、スジなどの萎縮・硬直化、そして各椎間板間隔の「ツマリ」などいくつも要因が重なり慢性腰痛へとなっていくのです。

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